皆さん初めまして。株式会社ワイズ所属の山根千乃です。
私は11月からこちらで研修生としてお世話になっています。
大学の授業や卒業論文との兼ね合いのため、週に2回の研修ですが、多くの経験をさせていただいています。
収録や生配信の現場への同行、ロケのリサーチ、自己紹介VTRの撮影・編集など、これまでの研修内容は様々です。その詳細については同期の楠くんのページに分かりやすくまとめられているので、そちらは楠くんにお任せして、ここでは私がこの1ヶ月で感じてきたこと、考えてきたことをお伝えしたいと思います。
そもそも私が番組制作を仕事にすると決めたのは、「伝える」ことを仕事にしたいという思いがあったからです。大学で教職課程を履修していることもあり、私の大学生活は「伝える」ことを一番に考えてきた4年間でした。
どうすれば分かりやすく伝えることができるのか。
この伝え方で受け取り手はどう感じるのか。
自分が選んだ言葉で傷つく人はいないか。
「伝える」上で絶対に大切にしなければならないことは何か。
これまでも何度も問い続けてきたことですが、1ヶ月の研修を経た今、より具体的に考えるようになりました。
教壇の上では「どんな教材を使えば生徒が理解しやすくなるか」「どんな言葉を使えば生徒に伝わりやすくなるか」という観点でした。
しかし今では「どんな映像を使えば分かりやすく伝わるか」「テロップはどこで使うのが効果的か」「ナレーションで何を伝えるべきか」という観点に変わりつつあります。
これからも「伝える」ことへの姿勢は変わっていくでしょうし、その変化は良いものでなければならないと強く感じています。
まだまだ知らないことばかりで、学ばなければならないことばかりです。
番組での勤務が始まるまでの残り数ヶ月、できる限り多くのことを知り、少しでも成長していきたいと思っています。
数ヶ月後、半年後、一年後、数年後。いつかの自分がディレクターとして活躍できるよう、今からコツコツと学びを重ねていきます。